つらい更年期障害にセサミンの力
セサミンは更年期障害を緩和させる!
更年期障害は、女性ホルモンの減少と共に起きる症状です。急に体がほてって汗を大量にかく、理由のないイライラや落ち込みを感じるなど、更年期障害の症状は人それぞれ。通常は閉経を迎えてから更年期障害が始まる人が多いとされていますが、その年齢に達する前にこれらの症状が出てしまう人も増えています。
更年期障害の症状が出ると、今までできていたはずの仕事や家事などが手につかなくなったり、重ければ入院が必要になったりする場合もあります。しかしながら更年期障害のつらさはなかなか他人には理解されにくく、一人で悩んでいる人も多いようです。
セサミンは体のサビ付きを防ぐ効果があるとして知られていますが、実は女性ホルモンと同じ働きをするという特徴も持っています。足りない女性ホルモンの代わりとして働くことで、セサミンはつらい更年期障害を緩和することができるのです。
女性ホルモンと更年期障害の関係とは?
そもそも、なぜ女性ホルモンが減少すると、更年期障害の症状が出てしまうのでしょうか。それは、女性ホルモンと自律神経が同じ場所で管理されているからなのです。
女性ホルモンと自律神経がどう更年期障害に関わってくるのか、以下で詳しくご説明します。
女性ホルモンには、2つの種類が存在しています。1つは「エストロゲン」という女性らしい体づくりを行うためのホルモンと、「プロゲステロン」と呼ばれる妊娠の準備をするためのホルモンです。
女性ホルモンが分泌される量は、一生のうちティースプーン一杯分だけ、という話は有名ですよね。ごく少量でありながらも、この2種類の女性ホルモンが女性を美しく保ち、また妊娠しやすい体へと整えてくれています。
これら女性ホルモンを分泌しているのは卵巣ですが、この卵巣にホルモン分泌を促しているのは大脳です。人の脳は「大脳」「小脳」「脳幹」という3つの部位に大きく分かれていますが、大脳はこの中で最も発達しており、記憶や思考、言葉を話す能力などを司っています。大脳の内側には視床下部という部位が存在し、ここで女性ホルモンが調整されています。視床下部がホルモン分泌を促すことによって女性の体は妊娠できる準備をしており、受精が成立しなかった場合には経血となって排出されるのですね。女性の体に定期的に生理が訪れるのは、視床下部がきちんと働いて女性ホルモンをコントロールしているからです。
この女性ホルモン分泌を促す視床下部は、自律神経のコントロールも同時に行っています。
自律神経とは、自分の意思とは関係なく体内で常に働き続けている神経のことです。私たちは無意識のうちに呼吸をしたり、食べた物を消化したりしていますよね。これらの働きは、自律神経が臓器の活動を調整しているお陰なのです。
自律神経は体を緊張状態にする「交感神経」と、体をリラックスさせる「副交感神経」の2つに分かれており、それぞれがバランスよく働いています。仕事や勉強中はしっかり集中し、それが終わったら食事や睡眠を取ってリラックスする、という具合に心身を健康に保っているのです。
しかし、加齢やストレスなどで女性ホルモンが減少してしまうと、同じ視床下部でコントロールされている自律神経まで影響を受けてしまいます。
ティースプーン一杯分しかない女性ホルモンが減少したのちも、視床下部は規則正しいホルモン分泌を卵巣へ促します。しかし分泌される女性ホルモンがないため、視床下部はいつまでもホルモン分泌を促す命令を送り続けることになってしまうのです。
この状態が続くと視床下部は疲弊してしまい、これまで調整できていたはずの自律神経までもを乱してしまうのです。自律神経は心身のバランスを保ち、緊張状態と平穏状態をうまく切り替える働きを持っています。これが乱れると女性の心身は変調をきたしてしまい、うつやイライラ、ほてり、寒気などの症状が起きます。これが更年期障害と呼ばれる症状の正体です。
女性ホルモンの代わりとなって働くセサミン
女性ホルモンの減少は、残念ながら食い止めることができません。しかし、その女性ホルモンに成り代わることが可能な成分は存在します。それがゴマに含まれる有効成分、セサミンなのです。
セサミンは、女性ホルモンの1つであるエストロゲンと同じ働きを行うという特性があります。そのため「植物性エストロゲン」とも呼ばれています。植物性エストロゲンは、外部から摂取することによって女性ホルモンと同じ働きを行う天然成分のことで、大豆や赤ワインにも同様の効果があると言われています。大豆に含まれるイソフラボンには美肌効果があるとされていますが、それは肌やスタイルを美しく保つエストロゲンと同じ仕事をイソフラボンが果たしているからなのです。
では、具体的にはどのようにセサミンは更年期障害を改善しているのでしょうか。
エストロゲンは、「エストロゲン受容体」というものと合体することでその効果を発揮します。エストロゲン受容体はその名の通り、エストロゲンを受け入れる役割を持っている分子です。エストロゲンが減少してしまうと、このエストロゲン受容体にも空きが出てしまいます。しかしセサミンは、そんなエストロゲンの代わりとしてエストロゲン受容体と結合することができるのです。視床下部は、エストロゲン受容体とうまく合体したセサミンを「これはエストロゲンだ」と認識するので、これまで促していた女性ホルモン分泌の命令を鎮めてくれます。
エストロゲン受容体と結合したセサミンによって視床下部が落ち着くと、乱れていた自律神経も治まります。すると、ほてりや精神的な不安定などが改善される...というメカニズムなのです。
エストロゲンは、人によっては薬などで補充する場合もあります。しかし、普段の食生活で補うことができるのなら、自然に症状を改善していきたいですよね。セサミンはゴマから抽出された天然成分なので、副作用などの心配もなく飲み続けることができます。女性ホルモンとして働き自律神経を安定させるセサミンは、更年期障害を緩和する強い味方なのです。
若年性更年期障害へもセサミン
更年期障害は女性ホルモンの減少が原因のため、閉経が訪れる年代に多いとされています。しかし20代、30代などの若年者であっても、更年期障害の症状に悩む人がいます。
このような症状は「若年性更年期障害」と呼ばれています。そしてその原因は、女性を取り巻く環境にあります。女性ホルモンは加齢だけでなく、過度なストレスやダイエット、偏った生活習慣、喫煙などでも減少するからです。
更年期障害は女性ホルモンの減少が自律神経を乱すためだと上記でご説明しました。ですが逆に、自律神経が乱れてしまったために、女性ホルモンが分泌されないという事態が更年期障害の症状を引き起こすこともあります。
日常生活のなかで受ける肉体的・精神的ストレスは、心身の平穏を守る自律神経を乱します。自律神経が乱れると、視床下部という同じ部位で調整されている女性ホルモンにまで影響が出てしまいます。その結果、ホルモンバランスが乱れて心身の不調や生理不順などが起きるのです。
セサミンは、このような若年性更年期障害の改善にも役立ってくれます。
自律神経のバランスを整えるには、血液が脳へ栄養分を運んでくれることが大切です。脳は幸せホルモンと呼ばれているセロトニンや、やる気を高めるノルアドレナリンなどの神経伝達物質によって情報を伝達しあっています。神経伝達物質が感情をコントロールすることで、精神状態をバランスよく保っているのですね。これらの物質は血液に乗って脳へ送られているため、血行が悪いと脳内活動が鈍くなってしまいます。すると自律神経が不安定になり、うつ病などを引き起こすほか、同じ視床下部でコントロールしている女性ホルモンの分泌を悪くさせてしまいます。
抗酸化作用を発揮するセサミンは、肝臓の働きを良くして血行を改善させます。
脳へ栄養を回せない血液は、悪玉コレステロール値が上昇してドロドロになっている状態です。セサミンはコレステロールを生成する肝臓の活性酸素を除去し、本来の働きを取り戻すという効果もあります。コレステロールの生成バランスを改善し、なおかつ血中の活性酸素を除去することで悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、サラサラ血液に戻します。血行が良くなると神経伝達物質の動きが活発になり、自律神経>
安定して働くようになるのです。自律神経のバランスがきちんと取れると、同じ場所でコントロールされる女性ホルモンも安定し、更年期障害の症状が緩和されていきます。
血行不良は心だけでなく体へも悪影響を及ぼし、生理不順などを悪化させる原因になります。セサミンの力で血行を促進し、自律神経を安定させましょう。
もちろん、無理なダイエットや偏った生活による更年期障害の症状は、今の生活を見直すことがなにより大切です。また、体質によって初潮が早い人なども、若年性更年期障害となる場合が多いようです。閉経にはまだ早い年齢であっても、卵巣の機能が低下したことで症状が出ていることもあります。
病院でまずは診断を受け、自律神経の安定が必要な場合にはぜひセサミンの摂取をおすすめします。
男性の更年期障害にもセサミンが有効
一昔前までは更年期障害は女性特有の症状だと言われていましたが、男性にも同じような症状を訴える人が出ています。男性の場合の症状は、無気力や不眠、体の怠さなどが主に挙げられており、40代ほどで発症する人が多いようです。
実は男性の更年期障害には、「加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)」という正式名称がついています。女性の場合は女性ホルモン減少が原因となっているように、こちらは男性ホルモンであるテストステロンの減少が発症の引き金になっています。
テストステロンには、体を男性らしいガッシリしたものにし、精子を作る働きなどがあります。20代をピークに分泌され、40、50代あたりで量が減少していくのですが、それを境にして無気力やうつ病などを引き起こす人が多く見られます。テストステロンは血液の健康を守る効果もあるため、減少したままだと動脈硬化や脂質異常症などの病気を引き起こすこともあります。また、夜になっても眠れない、眠いのに夜明け前に目が覚めてしまうなどの睡眠障害もLOH症候群によくみられる症状です。
男性は更年期障害にはならないから、と初期の症状を放っておくと、大きな病気へ転じてしまうおそれがあるのです。
セサミンは女性ホルモンの代わりとして働くことはできますが、男性ホルモンに成り代わることはできません。しかし、テストステロンは量があらかじめ定まっているわけではないので、セサミンの力によって分泌を促すことが可能なのです。
テストステロンを分泌させるには、その合成に必要な栄養分をきちんと摂取することです。テストステロンの合成には、ニンニクや玉ねぎに含まれている「アリシン」という活性化成分や、肉や卵のタンパク質の摂取が効果的です。またテストステロン合成の際には、オリーブ油などに含まれる脂質も必要とされます。これらを食事としてバランスよく摂取することが大事ですが、食べたものがそのまま栄養になるわけではありません。これらは肝臓によってエネルギーへと代謝されてから、テストステロン合成に使用されるのです。
しかし、LOH症候群にかかる年代の男性は、仕事の疲労やストレスなどによって肝臓に活性酸素が蓄積している場合があります。活性酸素は増えすぎると肝臓の細胞を攻撃し、本来の働きを行えなくする毒素です。肝臓が弱っていて代謝をきちんと行えないと、せっかく摂取した栄養分は使用されないまま皮下脂肪などになってしまいます。
セサミンは、肝臓の活性酸素を除去して肝機能を向上させることに定評がある抗酸化成分です。消化されずに肝臓へ届き、活性酸素を除去することによって本来の働きを取り戻します。セサミンのサポートによって肝機能が向上すれば、脂質やタンパク質がしっかりと代謝され、テストステロンの合成に使用されます。
また、セサミンはコレステロールを生成する肝臓を助けることで、悪玉コレステロールの過剰生成を食い止め、血液をサラサラに保つ効果もあります。テストステロン減少によって引き起こされる動脈硬化などを防ぐ一方で、セサミンは血行を促進して栄養を全身に巡らせます。体に必要な栄養を血液が回すことで疲労も回復し、テストステロンが合成されやすい体調を保つのです。
セサミンは、このような間接的な形で男性ホルモンの生成を助け、LOH症候群を改善させます。眠れない、精神的に不安定になっている、など理由のない不調が現れたら、抗酸化成分であるセサミンの摂取も効果的です。
更年期障害に打ち勝つセサミンの力
いかがでしたでしょうか。セサミンは、女性ホルモンの代わりとして働くことで自律神経を安定させ、穏やかな毎日をサポートする天然成分です。加齢や体質による女性ホルモンの減少は止められませんが、セサミンはそんな女性の体を労わり、つらい症状を改善する力を持っているのです。
また、更年期障害は閉経を迎えていない若年層や、男性にも訪れる症状です。しかし抗酸化作用を持つセサミンは、体内の活性酸素を除去することで自律神経を安定させ、また肝臓の代謝を助けて男性ホルモン分泌の手助けも行います。
心身の不調を感じたら、それはホルモン減少によるものかもしれません、自分には関係ないはず...と思い込まず、まずは医師による診断を受けることが大切です。そして更にセサミンの摂取で心身の安定を保ち、つらい症状を克服していきましょう。