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セサミンとEPAの嬉しい相乗効果とは

生活習慣病の予防にセサミンとEPA

ゴマに含まれるセサミンには、体内の活性酸素を除去して肝機能を改善する効果があります。一方、EPAは青魚に含まれる脂肪酸の一つで、血液をさらさらにして血行を促進する力を持っています。
一見するとその効果が全く別物に感じられるセサミンとEPAですが、これらは一緒に摂取することにより効果が倍増する、相性の良い組み合わせなのです。セサミンとEPAは血の巡りを良くして代謝を上げるため、生活習慣病などに気を遣う方には特に摂取してほしい成分です。

セサミンとEPAによる相乗効果

(1)高血圧の改善
血液が流れる際に、血管へ過剰な圧力がかかっている状態を高血圧といいます。血がドロドロしていて流れが悪いと、それを押し出す血管にも力が加わってしまい、その状態が長く続くと高血圧になってしまうのです。
また喫煙やストレスによって蓄積された活性酸素が血管を傷つけ、高血圧の原因となる事もあります。高血圧はいずれ脳卒中や腎不全を発症させるおそれもあるため、早めの改善が必要です。

EPAには赤血球を柔らかくする効果があり、血栓を防いでスムーズな血液の循環をサポートします。血がサラサラになると血管にかかる圧力も軽減され、高血圧が解消されます。
そしてセサミンが体内の活性酸素を排除することにより血管が守られ、血液の循環はよりスムーズになります。セサミンには血管を広げる効果もあるので、高血圧の改善にはぴったりな成分です。

これら二つの成分がはたらくことで血管の弾力が維持され、高血圧を改善してくれるのです。

(2)血行促進
血の巡りが悪いと血栓ができてしまい、動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まります。また日常生活でも、冷え性や肩こり、頭痛が起きるなどのトラブルが多発します。血液には、栄養素を体に送り、老廃物を排出させる重大な役目があるため、この流れを阻止するトラブルはさまざまな不調を引き起こすのです。

セサミンとEPAには、いずれにも血液のドロドロを改善する効果があります。
EPAは血液中の脂質をコントロールし、血をサラサラの状態に保ちます。また血小板の凝縮を抑えて血栓ができないようにするので、血液が滞りなく循環するようになります。
またセサミンにも、血液をドロドロにする原因の悪玉コレステロールを制御する力があります。余分な脂質が流れてしまうのを抑えられた血液は、スムーズに体内を循環して健康な体をつくります。

血管に対しその効果を発揮するセサミンとEPA。血行の促進は、あらゆる健康や美容の基本です。セサミン、EPAを同時に摂取して、効率よく血の巡りを改善しましょう。

(3)アトピーの改善
アトピー性皮膚炎は、アレルギー物質に対して体が過剰な反応を起こす状態です。体を守るための防衛反応なのですが、それがひどい痒みや肌の湿疹を引き起こしてしまうのです。体のバリア機能がなぜこのように異常を起こすのか、その理由はまだはっきりと解明されていません。しかし、このアトピーによる辛い症状を緩和し、肌を強くすることはできます。その効果を持つのが、セサミンとEPAなのです。

EPAは、アレルギー症状を起こす物質の生成を制御する効果を持っています。そして、肌の炎症を抑える物質の分泌を手助けします。
セサミンも同じく痒みを引き起こす物質の生成を抑える効果があります。加えて、活性酸素を除去することにより損傷した肌細胞の修復を早めることができるのです。
二つの成分を摂取することにより、アトピーの不快感を緩和し、傷付いた肌を再生させるという相乗効果が期待できます。

サプリメントで摂取しよう

EPAの必要摂取量は一日1000ミリグラム、セサミンは10ミリグラム前後とされています。セサミンとEPAは青魚とゴマから摂取が可能な成分ですが、必要な量を習慣的に食べ続けるのは少し難しいですよね。特にゴマは、そのほとんどが脂質からできており、セサミンは一粒に約1パーセントしか含まれていません。食事で必要な量を得ようとすると、カロリーの摂り過ぎとなってしまうおそれもあります。

この二つの成分は、サプリメントで手軽に摂取することをおすすめします。サプリメント一粒の中に、セサミンとEPAの成分が配合されている商品などもあります。自分の目的にあったサプリメントを探して、習慣的に摂取するようにしましょう。

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