妊娠中はセサミンを摂っても良いの?
妊娠中はデリケートな時期であるため、セサミン自体に害はないのですが、セサミンのサプリメントは控える方が良いとされています。
では、どのような形でセサミンを摂れば良いのでしょうか?妊娠中の母体とセサミンについて詳しく見ていきましょう。
セサミンは母体に害はないが、サプリメントは控える
妊娠中の方がセサミンを摂取して母体や赤ちゃんに何らかの健康被害が生じたという報告は2018年現在の時点ではありません。
しかし、サプリメントの形で多量の添加物と共にセサミンを摂った場合の安全性についてはまだ詳しくわかっていない部分も少なからずあります。
また、セサミンは女性ホルモン・エストロゲンの機能をサポートする働きがあるのですが、ホルモンのバランスが重要な妊娠期間中においてはセサミンがそのバランスを崩してしまう恐れも考えられます。
そのため、多くのサプリメーカーでは、妊娠中はサプリメントの摂取を控えるべきだと呼びかけています。
妊娠中は食事からセサミンを摂ろう
サプリメーカーでは、妊娠中のサプリメントの利用を控える代わりに、食事からセサミンを摂ることを提案しています。
セサミンを含む食品はゴマかゴマ油ぐらいしかありませんが、幸いどちらも妊娠中でも問題なく食べられる食品です。
妊娠期間中は消化が難しい食品は避けるべきですが、ゴマの場合、そのままでは固い殻が消化の妨げになってしまいます。
そのため、必ず擦りゴマや練りゴマに加工してから料理に用いるようにしましょう。
極論、妊娠期間中にセサミンを摂らなくても問題ない
セサミンは数多くの健康効果を持つ、優秀な栄養素です。
しかし、五大栄養素(タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル)のように摂取しなければ命に係わるといったものではありません。
そのため、妊娠期間中はセサミンをそこまで無理して摂る必要は無いと言って良いでしょう。
むしろ、食事のバランスや生活リズム、お酒やタバコを止めるなど他に気にするべきことは沢山あるのです。